- お米が田んぼでとれたときには、「もみ」というからにつつまれていて、このもみを取りのぞいたのが「玄米」。玄米からさらに「ヌカ」と「胚芽」をのぞいた真っ白な米を「精白米」と言います。実はこの途中に取ってしまうヌカや胚芽には、ビタミンや無機質、食物繊維などの栄養がたくさんふくまれているのです。真っ白で甘い精白米はたしかに美味しいのですが、給食のごはんには栄養がたくさんふくまれているのです。
- 「新米」は「あたらしいお米」。水分を多く含み、ふっくらとしてとてもおいしいものです。でもこの「あたらしい」はどのくらいなのでしょうか? 食べ物についている表示は「JAS法」という法律で決められています。これによると、収穫された年の12月31日までに精米して袋づめされたものに限って「新米」と表示することができるそうです。
- めん類にもそうめん、うどん、そばなどいろいろな種類がありますね。小麦粉から作られるそうめんやうどんと、そば粉から作られるそばは、栄養成分が大きく違います。 そばはめん類のなかで、もっともたんぱく質やビタミンを多く含んでいます。またそばの実の皮など、黒い部分に含まれる「ルチン」という成分も、血管を強くしてくれるなどの効果があると言われています。白っぽいそばよりも黒っぽいそばの方がこのルチンをたくさんとることができます。